ギターを耳でチューニングする方法

チューナーなしでギターを合わせる3つの方法です。5フレットでの相対チューニングからハーモニクスまで、2つの音が合ったことを聞き分けるコツも紹介します。

更新日:2026年10月5日

うなりを聞く

2つの音の高さがほぼ同じだと、音の波が混ざり合って、音量がゆっくり強弱を繰り返します。これを「うなり」と呼びます。音の差が大きいほど、うなりは速くなります。うなりが遅くなる方向にペグを回してください。うなりが止まったら、2つの音が合っています。

基準の音から始める

耳でのチューニングは、ギター自体の音を揃えるものです。ほかの楽器とも合わせるには、まず1本の弦を基準の音に合わせます。ピアノ、音叉、または耳でチューニングのページの基準音が使えます。多くの人は、低いE(E2)から始めます。

弦をタップすると、その音が聞こえます。

方法1:5フレット法

弦の5フレットを押さえると、隣の細い弦の開放弦と同じ音が出ます。ただし、例外が1つあります。

  1. 6弦の5フレット(A)を押さえ、開放の5弦をその音に合わせます。
  2. 5弦の5フレット(D)を押さえ、開放の4弦を合わせます。
  3. 4弦の5フレット(G)を押さえ、開放の3弦を合わせます。
  4. 3弦の4フレット(B)を押さえ、開放の2弦を合わせます。
  5. 2弦の5フレット(E)を押さえ、開放の1弦を合わせます。

例外はG弦です。GからBは、完全4度(5フレット)ではなく、長3度(4フレット)だからです。

方法2:ハーモニクス

弦を押さえずに、フレットの真上に軽く触れて弾いてください。鐘のような澄んだ音が出ます。これがハーモニクスです。ある弦の5フレットのハーモニクスは、隣の弦の7フレットのハーモニクスと同じ音です。G弦とB弦では、Gの4フレットのハーモニクスと、Bの5フレットのハーモニクスを比べます。

ハーモニクスははっきり響くので、うなりが聞き取りやすくなります。ただし、純正な音程になるため、ギターの通常の調律(平均律)より、数セントずれます。あとでいくつかコードを弾いて、合っていないものがあれば耳で調整してください。

方法3:各弦を基準音に合わせる

耳で合わせる方法で、いちばん正確です。弦ごとに基準音を鳴らし、1本ずつ合わせます。耳でチューニングのチューナーは、どのチューニングでも全弦の音を鳴らせて、リピートボタンもあるので、両手が空いたままです。

G弦の基準音を鳴らしているギターチューナー
耳で合わせるモードでは、弦をタップするとその音が聞こえます。2つの音が同じに聞こえるまで合わせましょう。

仕上がりを確認する

Eメジャーのコードと、Gメジャーのコードを弾いてみましょう。どちらでも合っていない弦があれば、その弦を合わせ直します。マイクチューナーを使うと、耳でどのくらい近づけたかを手早く確認できます。

よくある質問

G弦だけ4フレットで合わせるのはなぜですか?

隣り合う弦は、完全4度(5フレット)離れていますが、GとBだけは長3度(4フレット)離れているからです。

ハーモニクスでのチューニングは正確ですか?

かなり近いですが、ハーモニクスは純正な音程なので、平均律から数セントずれます。手早く合わせたいときに使い、あとでコードを弾いて確認してください。

基準の音がなくても、耳で合わせられますか?

はい。ギター自体の音は揃います。ただし、ほかの楽器や録音より、少し高かったり低かったりすることはあります。

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